残念翻訳

日本のデートシーンにも通じるところがあるなと思ったので訳してみた。
読みにくいかもしんないけど許してくだしあ><

http://women.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/women/relationships/article7072696.ece
この間、ダブリンのおしゃれなバーで知り合いのフランス人姉妹と遭遇した。何を注文するのか訪ねると、コスモポリタンを2杯(18ポンド)という返事。暫くすると、姉妹の一人のアイシャが「もう一杯いただくわ」と言うので、僕も「いいね、じゃ自分はカールズバーグをお願い」と便乗した。
その瞬間、凍りつくような沈黙。今度は僕が奢る番じゃないだろうと、緩やかだが堅固に伝えると、もし僕が紳士なら女性から奢ってもらうなんて絶対にできないはずだ、と不機嫌そうにアイシャが説教した。「あなたって紳士的じゃないわね」と言われ、僕も「君もレディ的じゃないね」と返してやった。
残念ながら、男性にお酒を奢るなんて言語道断だと信じているのはフランスの女性だけではない。ここイギリス諸島でも、レディ達はバーで平等に接してくれはしない。我々男性にとって、女性にお酒を奢る事はあまりにも条件反射的すぎて、少なくとも最初の一杯だけならそれほど気に留めたりはしないが、そのまま二杯目、三杯目と続いてしまう事が問題だ。初対面の男性からずっと奢られっぱなしでも上機嫌という女性は少なくはなく、女性と交互に奢り合う事を期待する男性を私は見た事がない。しかし、哀しいかな男性は女性にバーへとたまには足を運んでもらいたいものだ。
女性が自分たちは奢るべきではないと信じる理由は二つある。一つは、男性が既に女性との性関係において主導権を握り、リードする事が期待されているのだから、その上で金銭的な責任も背負うべきだという考え。男性は女性と交流できる時間のためにお金を出さなければいけないという、おかしな求愛概念である。
もう一つの言い訳は、古い時代から続く羞恥心と現代に登場した権利の融合である。何とも不公平な権利だと言わざるを得ない。男性は女性を守るナイトであるべきという考えのように見えるが、その実態は「キツく接してビシッとさせる」という、昔から伝わる皮肉じみた風習が変質したものだ。
デンマークのような先進国家では、女性たちはジェンダーフリーの利権を楽しんでいるだけではなく、そこから来る道義的な義務もしっかりと果たしている。デンマークの女性はよく自分から進んで最初の一杯を奢り、受け止められ方もチャーミングで気前がいいと思われる以外の事はない。素敵じゃないか、レディ達。