R.CON WEST

行ってきました。疲れました。
とりあえず、古くなった記憶を頼りにレポートっぽいものを書いてみる。

  • 会場に到着。開会式までフリーセッション室で合流した仲間と待機。
  • 開会式。モンスターメーカーのデザイナーさんが実は今年で70だった事にびっくり。しかもマスターやるらしいし。すげぇ。
    イベント側が提供するセッションに参加するには整理券をもらうしかない。しかも抽選。しかし、今年から「優先券」というものが使えるようになった。これを使うと宣言すれば、そのセッションに優先的に入れるようになる。しかし、入れても入れなくても没収されるので、使い所に要注意。
  • 開会式後、アルシャードをプレイするべく整理券配布場所に集まる。しかもマスターはデザイナー本人である井上純弌先生。しかし、優先券を使うと宣言した人が5人。そして定員は5人。倍率は大きいけど、いきなり優先券を使うのをためらってしまった。「後で使うからいいや」と思ったけど、井上氏がGMするのはあの1回のみだったという事をイベント後に知る事になるのだが、それはまた別の話。
  • とりあえず別のゲームをやろうと思い、真女神転生新システムのテストプレイに並ぶ。倍率30%以下の所、偶然入れた(思えばここで運を使い切ってしまっていた( ;´Д`))。マスターはデザイナーじゃなくてリプレイ書いてる人が担当。ちょっと(´・ω・`)。まぁいいけど。
    ちなみに新システムの名前は「真・女神転生TRPG 魔都東京200X」という。世界観は覚醒編にNOCTURNE要素を追加したみたいな感じ。ボスもあれのキャラだったし。
    ここで今回、電波なキャラをやりたいと思ってキャラ名を「芥川蒼夜」にしてみた。実際にプレイを開始し、ボケを連発していくと
    「やっぱりあのキャラが元なのか」
    という返事が。まさかと思い、元ネタを知ってるのかと聞いてみると、
    「ナインナンバー」
    やべぇ、SRCリアン発見。プレイオンリーだそうだけど、アレクカイザーも最終話までプレイしてくれたそうな(自分が作者だという事も言っちゃった)。感激。
    そんなこんなでテストプレイ終了。悪魔を1体しか召喚できなかったり、覚醒編との仕様がかなり変わってた。悪魔もPCとしてプレイできるらしく、ハンドアウトの一つがジャックフロストでした。
  • メガテンが終了して、次にアリアンロッドにチャレンジ。本当はまたアルシャードを狙おうと思ったけど、誰も優先券使わなかったので、せっかくだから使ってみた。
    とりあえずキャラはメイジ・メイジの女、名前はネレーシア=シャルンジール。今回は誰も反応してくれんかった(当たり前だ)。
    シナリオは、魚の形をした潜水艦が漁師を襲うので何とかしろというもの。ギルマン退治しながらボスのアルケミストを撃墜、ミッションクリア。
    セッション後、他プレイヤーがGMと会話していたので耳を傾けていると、何と彼は大畑さん、つまりベネット@アリアンロッドリプレイの中の人だったのである。くそぅ、事前に知っていたら「今回のセッションにベネットがNPCとして登場するんですね」とプッシュしてやれたのに。嘘だけど。
    ちなみに、大畑さんはそれなりにノリのいいGMだったけど、ネタ満載のシナリオというわけでもなかったです。
  • アリアンセッションの合間にアルシャードの卓を覗いてみると、机の上には井上氏書下ろしのNPCキャラが。一瞬「ここエンギアやってんのかよ!?」と間違えたくらいだ。GMはGF大賞を受賞したTRPG「カオス・フレア」のデザイナーさんでした。
    余談だが、次の日の朝のアリアンは中島純一郎こと鈴吹太郎社長がGMをやっていた。うへぁ。
  • 時刻は深夜。いよいよ本イベントの最大の見せ所:「井上純弌、R.CONでも咆える」である。いわばFEAR系の人のトークショー。中島社長、井上純弌矢野俊策、きくたけ、カオス・フレア作者の二人が参加者。とりあえず、トークショーがどんな内容だったのかを、覚えている限りここで教えます。
    とりあえず、紹介の所で社長権をきくたけ氏に譲る中島社長がステキでした。爆笑。てかきくたけ何時の間に副社長になったんだ(知らんかったんかい)
    そしてまず最初はダブルクロスの話。ある意味矢野さん虐めに見えたけど、微妙に覚えていない(´・ω・`)。しかし、リプレイとかの情報を出してくれた。矢野さんGMの「これこそがダブルクロスだ!」という内容。その名も「ダブルクロス・ザ・オリジン」……どっかで聞いた事あるのは気のせいだ。そしてそのリプレイで社長がやるキャラが、通称「衛星軌道支部長」。本体は衛星軌道上に存在し、地上にホログラムで自分の姿を映してるとか。社長すげぇよ。
    次はビーストバインドリプレイの話。ここでもステキキャラの紹介が。井上氏のキャラ、人間時は飛行帽をかぶったおにゃのこで、魔獣時は…………潜水艦らしい。人間時は「〜であります!」の口調で潜水艦のプラモデル作ったり、ドア開ける時に「左舷用意! よーそろー!」とか延々に描写してからあけたり(社長曰く、「描写してるのはプレイヤーじゃなくてキャラクター」だそうな)、潜水艦の中にも謎の乗組員がいて「注水」とか叫んでるらしかったり(人間時はどうなってるんだという突っ込みは誰もしなかったっていうかスルーされた)。井上氏は何度も観客に「萌えるでしょ!?」と主張していたが、きくたけ曰く「萌えと痛いは紙一重」。別の人もそんなこと言ってたっけ……。
    っていうか、あえてここで名言しておこう。井上純弌さん、はたから見たらだたの痛い人です( ;´Д`)
    そしてスターレジェンドのサプリ。正直こっちはどうでもいいので割合(ぉ ……とりあえず、地球に到着する内容が書かれてるとか。でも終わりじゃない。地球探すTRPGなのに。
    お次はアルシャード。基本ルールブックの1.5バージョンとかいうのが出るらしく。つか、ぶっちゃけ焼き直し(何)。キーワードは「モア・スタンダード」、翻訳すると「もっとスタンダード」。基本ルルブの次に出るのがアールヴァルアルタの1.5、その次がブライトナイトの1.5。きっとフライハイまで出たら、次は「モウスト・スタンダード」、訳して「もっともスタンダード」になるに違いない。嘘だけど。
    ブライトナイトの説明中、井上氏が思索中のブライトナイト5機のうち4機が帝国に奪われる話だとか、ブライトナイトの背中にストライカーパックの羽みたいなものを描いてみたりとか、ブライトナイトが犬モードに変形したりとか、ネタ満載でした。もし本当にそれやったら神だよ井上。
    最後に、GF大賞を受賞したシステム「カオス・フレア」の紹介。世界観は、「オリジン」と呼ばれるファンタジー世界に多数の異世界からの侵略者が襲ってくるというもの。その世界が……
    全員ドラゴンな世界。
    井上氏曰く、バーサーカー@アルシャばっかな世界。メカ達は他の生命体の特徴を分析し、擬態化する。トランスフォーマーにもなれる(何
    他の生命を乗っ取り、その力の一部を吸い取って進化していく生命体の世界。その姿はデーモンそのもの。
    地球。侵略軍は米軍を買収したとある企業。アサルトライフル持った軍隊がオーガ倒したり、戦闘機とドラゴンの空中戦とか出来たり。でも全部米装備なのが不評らしい、井上氏的に。俺にはよく分からん。
    そして最後の世界は、簡単に言えば「宇宙戦艦ヤマト銀河戦国群雄伝ライ」。滅び行く世界を逃げ出して、波動砲っぽいものを備えた戦艦の艦隊がいて、乗組員が全員サムライだったりニンジャだったり。
    とまぁ、こんな具合。ちなみにプレイヤーは侵略される側はもちろん、侵略する側までできる。システム紹介をしていた井上氏は、これがむっちゃツボだったらしく、かなり興奮していた。
    余談だが、俺はGF大賞受賞作品と相性が悪い。ダブルクロス異能使いニルヴァーナもあまり好きではない。そして、これはカオスフレアも同じみたいだ。紹介中、拒否反応しか感じなかった。FEAR側としては、個性の滲み出るイロモノTRPGを評価したいんだろうけど。王道スキーは肩身が狭い(´・ω・`)。
    全体を通してだが、井上氏はホワイトボードに絵を描きながらビジュアル入りで説明していたのが笑えた。むっちゃラフだったりしたけど。
  • トークショーは1時間オーバーして終了。それから2時間後にナイトウィザードをプレイ。かなりハイだったのでキャラメイキング中に調子に乗って萌えヒロイン製作チャートを振ってみた。案外まともなキャラになった。「一人称:わたくし」が激しくミスマッチだったが。
    つか、自分はラブコメやろうとすると対象のPCは必死になって逃げようとする。おにょれ。萌えヒロインの演出は難しい(何
  • NW後、今度こそアルシャードに入ろうとしたけど無理でした。ダブルクロスはもっと無理でした。仕方なく六門世界RPGのミニライブに参加。内容は、スパロボのごとく小説キャラとかが集まってるみたいな感じだったが、誰も分からんかった(´・ω・`)
  • 後は閉会式が終わって帰宅。閉会式、TRPGの物理学が笑えた。「ニュートンが重力を発見してから、ダイスはテーブルから落ちるようになった」、「フレミングの左手の法則:ダンジョン探索で曲がる時は必ず左に」、「相対性理論:ゲームをしている時は楽しい、けどGMをやっている時は遅い」、「宇宙は人間を作るために生まれたのではなく、TRPGを作るために生まれてきた」……もう、好きにやっちゃって。笑いましたよ。
  • ちなみに、イエサブのイベント売店でSFパワードとロンギヌスを購入。しかし、一番おいしかったブツは「サイバーパンク2020」の和訳版、そしてサプリメント全部。セットで4000円。安いっちゅーねん。2020は初めてキャンペーンをやったシステムでもあるので、見つけた瞬間速攻で買ってしまった。

……とまぁ、そんな感じでしたよ、と。