ちょっとした話

アメリカの漫画家が、二人の八歳児の女の子に、とある質問をした。
「お金持ちだけどちょっとだけ幸せなのと、貧乏だけととっても幸せなのと、どっちがいい?」という質問に対し、二人は「お金持ちの方」と即答した。
世界の未来に絶望しはじめた漫画家を救ったのが、女の子の一人の「後からもっと幸せになる事ができる。だからお金は今のうちにもらっておく」という言葉だったそうな。
お金だって後から稼げるという発想にいたらなかったのも何かアレだが。でも、お金持ちという状況は、とっても幸せという状況と比べて終着感が薄いというか。幸せになったらそれ以上望むものはなくなるというのを直感していたのかもしれない。お金持ちになっても満たされないものがある。そして、人は満たしたいという欲望で生きている。ゴールについたら人生終わってしまうから。
何となく女神転生ペルソナを思い出した。