久々にSRC的な話題でも

「版権等身大シナリオにおける参戦作品の選択について」
ここんとこ版権シナリオの人気がポツポツと復活しつつある気がする。
オリが衰退しただけという意見もあるかもしんないけど、なるだけ前向きに。
さて、版権シナリオ書くにあたってまず最初に考えるのが参戦作品だと思う。「こういうキャラ扱いたい」「こういうストーリーが書きたい」と、方向性は様々でしょうが、少なくとも版権シナリオ書くにあたって避けては通れない道だろうと。
ここでふと疑問になったのが、参戦作品の選択方法や基準はどういったものが望ましいか、という点。
これに関しては、書きたい明確なストーリーがあったり、作品の中心として動かしたいキャラが明確に存在していたりすると、それほど難しく考える必要もないかもしんないけど、いわゆる「スパロボ風王道共闘シナリオ」を書こうと思ったら急に行き詰まる可能性がある。
何せ等身大は巨大と比べて作品の幅が広い。時代や世界観の違いや作風、ノリの違いなど様々である。
もちろんこれらの作品をうまく一つの作品にまとめ上げられるのもライターの腕の見せ所ではあるけど、ただ無造作に寄せ集めただけのシナリオでもいいのかどうか、というか。
とりあえず想定できる作品選択方法としては二通り考えられる:

  • ライターが好きな作品をとりあえず寄せ集める
  • 特定のテーマに沿った作品をかき集める

後者はいたって楽だと思う。SRCスーパー特撮大戦や、スーパー刑事大戦、スーパー学園大戦などなど、書きたいシナリオのジャンルや世界観に当てはまる作品を集めて、シナリオの中身もそのジャンルに特化したものを用意すれば書き手にとってもプレイヤーにとっても分かりやすいものになる。
が、前者はどうだろう。幕末志士が登場する作品と外宇宙が舞台なサイバーヒーローものが両方好きで、同時に参戦させたいと思ったり、もしくは血みどろのエログロ系ダークファンタジー作品と、星やハートが飛び散るような魔法少女系ファンタジー作品を同時に参戦させたかったり。
そろそろ自分でも何言ってるのか分からなくなってきた。とりあえず、こういう場合相対する設定はシナリオ内では無視されるってのが定番の手法の一つではないかと。外宇宙が舞台だけど無理やり地球に登場させたり最初から地球の住人って事にしたり、生身で戦えないキャラに別作品の武器や技、変身アイテムを与えてユニット化させたり。いわゆる原作破壊系シナリオ。もちろんこれはシナリオの形の一つとして昔からあるものだけど。
しかし、何だかんだでみんな作品選択する際に何らかの基準があると思うのよ、シナリオ全体の傾向的な意味で。「この作品は好きだけど書きたいシナリオには合わないからやめておこう」みたいな妥協はどのくらい一般的なのか。ようはこの質問がしたかったのね。妥協なんてしないぜ!好きな作品/キャラはとりあえず入れる!こまけぇこたぁいいんだよ!っていう人もいるかもしんない。
頭の悪い文章終わり。