ちょっと追加

アル・ゴア、「地球のマグマは数百万度」とテレビ番組で。
http://www.associatedcontent.com/article/2404974/al_gores_science_illiteracy.html

アル・ゴア氏は、コナン・オブライエンのトゥナイト・ショーで、地球の熱を使って発電する地熱発電について説明しようとしていたが、結果として自分の無知さを曝け出す事となってしまった。
「比較的新しいものです。みんな地熱エネルギーと言われると、大抵は何処かでお湯が沸いてる程度の事しか連想できませんが、二千キロの地下に潜るとそこは物凄く熱いんです。何百万度という熱さの岩があって、地殻そのものも熱を持っています」
問題は、アル・ゴア氏は地球の内部の温度について文字通り“けた違いに”間違った事を言ってしまった事だ。地球の内部の温度は凡そ6000度で、「数百万度」という温度は太陽の内部を表す。つまり、仮にアル・ゴアが正しいとすると、地球は惑星ではなく恒星という事になってしまう。
著名人がアル・ゴア氏が今回やってしまったようなミスをしでかすと、大抵は笑い物にされ、マスコミに表舞台から引き摺り下ろされ、二度と脚光を浴びる事はなくなる。かつて知的とされたダン・クエール元副大統領は、公の場で「Potato」の綴りを間違えた事で、その政治生命をズタズタにされてしまった。
しかしアル・ゴア氏はどうだろう。一部の公共政策の者達は彼の意見に真面目に耳を傾けてしまっている。偽りや疑問視せざるをえない主張にまみれた彼の著書はベストセラーである。彼に厳しい質問を浴びせないような一部のトークショー番組ではもはや常連で、議会聴聞会でも大歓迎される。ノーベル平和賞アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞も受賞している。

とりあえず冒頭だけ。
ダン・クエール元副大統領とアル・ゴア元副大統領の扱いの違いについては、日本でも似たような話があったような。
なんとなくだけど。