忘れないうちに

漫画版の二巻が出たので、速効でとらで入手。
「原作より面白い」という意見が多いけど、読んでみて納得。
棒立ちから落雷やビームを撃ち合ってたアニメ版とは違い、複数生産されていたジュピター2×8との戦闘は白熱もの。しかしそのバトルの真の主役はスサノヲではなく裏で電子バトルを繰り広げていたうっちーという。そしてうっちーの本名ウツミに隠された真の意味で思わずキバヤシ状態。
そこから先はむしろロボバトルモノとしてはあっさりしていて、「一撃で艦隊が全滅」やら「剣一閃で戦闘終了」やら「全身エネルギーの塊でV-MAXっぽい戦闘」やらと、武装やロボの見た目に(それなりに)こだわってるように見えたアニメ版とは全然違うノリに。
だからといってつまらないという訳では全然なく、戦闘があっさりしてる分それ以外の要素にかなり力を入れている。具体的には「人を越えた存在である神とは何か」的な要素というか。ここらへんは別の意味で人知を超えた存在のうっちーもその要素で絡んでくる。原作ではナーブケーブルに汚染され、GFに取り込まれていくだけだったけど、漫画版では「人と神(GF)が一体化する」という方向で描いてるのが印象的だった。人が神になるだけでなく、神も人を求める、みたいな。そこらへんが人類進化というか、人以上の存在とか、その辺りがゲッター節を彷彿とさせるノリだなぁと感じた。
結局は「原作に足りなかったものを漫画版が補った」という形になったんじゃないかと思うし、これはこれでアリだとも思う。SRCで使うのなら、アニメと漫画二つの要素をいかにして組み合わせるかが面白さの鍵になりそう。
頭の悪いレビューでごめんなさい。でもやっぱりギガフォー大好きだ。
さて、データを完成させるか。